高齢化が進む日本において、高齢者に対するリハビリや介護の重要性はますます高くなっています。適切なリハビリを行うことで高齢者は健康状態を維持し、自分らしく自立した生活を送ることができます。当サイトでは、QOL向上に欠かせない高齢者へのリハビリについて、基本的な知識からリハビリに関わる仕事に就く方法など、幅広い情報を紹介しています。
QOLを重要視するからこそADLの改善を
現在、介護の現場で主流となっている考え方がQOL(Quality Of Life)です。日本語にすると「生活の質」という意味であり、以前まで介護の基本としてあったADL(日常生活動作)の向上よりも重要であると考えられています。しかし、だからといってADLを完全に無視していいわけではありません。この2つの考え方は相反するものではなく、密接に関係しています。そのため、両方の視点から適切な介護を考えていくことが必要なのです。